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Lenny Kravitz/Circus

2010.01.05 Tue
CircusCircus
(1995年)
Lenny Kravitz

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Lenny Kravitzは60年代~70年代のロック、ソウル、ファンクに影響を受けた"正統派"ロックンロールなんてよく言われる。

ふむ。『Are You Gonna Go My Way』(「Are You Gonna Go My Way」収録)『Rock And Roll Is Dead』(「Circus」収録)の2曲は、ギターリフがちょーカッコいいキラーチューンだし、モータウンっぽいアレンジの『It Ain't Over 'Til It's Over』(「Mama Said」)も捨てがたい。

ほとんどの楽器をひとりでこなすマルチプレイヤー。サウンドクリエイター、プロデューサーとしても非凡なものがある。ファッションセンスもいいし、男前。まさになんでもデキル男。といったイメージもあるんだけど、、、。

ロック・クラシックを心のど真ん中にもつ男から見れば、80年代ってのは過ごしにくい時代だったに違いない。80年代は音楽が産業として最も成熟した時代だし、ダンスナンバーなんかも流行ってたし、音楽はスゴいスピードで消費された。

「世界中の金を集めても、欲しいものは手に入らないんだぜ?」(『Rock And Roll Is Dead』※ざっくり意訳)ってレニー・クラヴィッツは歌う。

ここからは勝手な想像がなのだけど、子供の頃はビバリーヒルズで育ったらしいから、差別されてたんじゃないかなぁ。ビバリーヒルズって、白人のセレブの街でしょ? いじめられないにしても、混血で色が黒いってのはコンプレックスだったと思うよ。

ほとんどの楽器をひとりでこなすマルチプレイヤーってのも、もしかしたら友達がいなかったのか、もしくは音楽だけが自分を支える"何か"だったからなのかもしれない。

そう考えると、ジョン・レノンとかジミ・ヘン、カーティスやジェームス・ブラウンに憧れたってことの意味が、すごくよくわかるんだよね。ボブ・マーレーみたいな髪型だったしさ。クラプトンジェフ・ベック、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルじゃきっとダメなんだ。

レニー・クラヴィッツにとって、音楽はいつも"神聖なるもの"で、そこにはヒーロー達がいて、そして救いを求めてたんじゃないかと思うんだよね。彼の音楽が、ただカッコいいだけじゃなくて、"祈り"みたいに聴こえるのはそのせいじゃないかと思うんだ。

彼が受け継いだのは"ロックの精神"なんだと思う。たとえロックが死んでも、それでもロックをまるで宗教みたいに信じてるんだ。だから、"正統派"なんじゃないかな? 混血でも音楽でなら"対等"に勝負できる ってのを、彼は自分自身のために証明しなきゃならないのさ。

ま、事実はどうだか、しらないけどね。

正直、「Mama Said」「Are You Gonna Go My Way」「Circus」の3枚のうち、どれにするかそうとう悩んだ。でもここはひとつ、個人的にいちばんよく聴く「Circus」にしてみました。

--
Are You Gonna Go My Way/Lenny Kravitz
http://www.youtube.com/watch?v=eLhpHjmxNw8
Rock and Roll is Dead/Lenny Kravitz
http://www.youtube.com/watch?v=GqzzAyGl3zA
It Ain't Over Till It's Over/Lenny Kravitz
http://www.youtube.com/watch?v=wkURz6H0I0I

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Theme:洋楽ロック | Genre:音楽 |
Category:1990s | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |

Nirvana/Nevermind

2010.01.08 Fri
ネヴァーマインドNevermind
(1991年)
Nirvana

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故カート・コバーン率いるニルヴァーナのメジャー1st。グランジを代表するバンドで、この作品は90年代を代表する名盤としても最も有名。1ドル札に赤ちゃんのジャケットが、とても皮肉めいている。熱心なファンの間では、次作「イン・ユーテロ」が真の名盤との説も強い。

ニルヴァーナを初めて聞いたのは、やはり高校生の時。世代的にはドンズバでハマってもおかしくなかったが、どちらかというとむしろキライだった。聴いていてちっとも楽しい気分にはなれない。にもかかわらず、聴いてしまう、そんなアルバムだ。

そもそも、ニルヴァーナは万人受けする音楽ではないと思う。アンダーグラウンドなカルトヒーローというならわかる。にもかかわらず、このアルバムはものすごく売れているし、Vo&Gのカート・コバーンは今や伝説的なカリスマだ。実際に聴いてみると半数の人が嫌がるような気がする。メディアが未発達の頃であれば、おそらく現在のような評価はないだろう。ニルヴァーナは90年代が生んだ"矛盾"なのだ。

その矛盾はまさしくニルヴァーナのニルヴァーナ"らしい"所といってもいい。

ニルヴァーナは汚くて、美しい。聴きにくくて、聴きやすい。鬱々として内省的で、キャッチーでポップだ。

相反する要素が絡み合って、愛しくも、憎くもある。たくさんの"矛盾"がこのアルバムにはつまっていて、それが、このアルバムの魅力だ。

グランジってのは、もともと"汚い"って意味なのだけど、カート・コバーンの"汚さ"を思うときには、中原中也の詩を思いだす。「汚れちまった悲しみに」というやつだ。とてもよく似ていると思う。

矛盾する世の中で、もがき苦しみながら薄汚く汚れた。矛盾する世の中を、とことん憎み、愛した。これがカートのリアルだと思う。

カートは世の中の矛盾そのものだったと言っていい。最期には、矛盾を受け入れられず、ショットガンでアタマを撃ち抜いた。

ニルヴァーナのことを素直に好きとは言えない。にもかかわらず、それでもやはり聴かずにはいられない。愛憎きわまった末に、ようやく好きと言えるのだ。

--
Smells Like Teen Spirit/Nirvana
http://www.youtube.com/watch?v=kPQR-OsH0RQ


Theme:洋楽ロック | Genre:音楽 |
Category:1990s | Comment(0) | Trackback(1) | top↑ |

Foo Fighters/Foo Fighters

2010.01.08 Fri
Foo FightersFoo Fighters
(1995年)
Foo Fighters

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ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロール率いるフー・ファイターズの1st。この1stはバンド名義になっているが、ヴォーカル、ギター、ドラムを始め、そのほとんどをデイヴ自身が演奏し、実質的には彼のソロ作品といっていい。

自殺したカート亡き後、"それでも音楽で生きていく"という前向きな意志が強く感じられる作品。

「カートは死んだ。でもな、俺は俺で強く生きていくぜ! 俺は戦うんだッ! 」
デイヴなりのカートへのレクイエムは、そんな感じだ。

当初、どうしてもニルヴァーナと比較されることが多かったけれど、方向性はまったく違う。

ニルヴァーナはカートの個性が強く、鬱々とした内省的な所がよい所でもあるけれど、フーファイは前向きでまっすぐで力強い。迷いがまるで感じられないのだ。デイヴはとてもタフな男だ! 

メロディーがとてもよく、キャッチーで、ストレートで、キレがいい。ニルヴァーナは万人受けしないような気がするが、フー・ファイターズを気に入る人はたくさんいるような気がするな。

あたりまえだけれど、カートはカート、デイヴはデイヴなのであって、フー・ファイターズにニルヴァーナの亡霊を求めるのは根本的に間違っている。デイヴとカートは違うのだ! 

ジャケットのピストルに、前向きな意味でカートとの決別が感じられ、仲間の死を通して"生きる意志"をさらに強くした、と感じられるアルバムだ。デイヴの音楽への情熱を強く感じる。

「カートは弱虫だったのさ。今度会ったらぶっ飛ばしてやる!」
とでも言いたげな程、吹っ切れていて 力強くキレのいいダイナミックなサウンドは圧倒的で、聴いていて気持ちがよい。

--
This Is A Call/Foo Fighters
http://www.youtube.com/watch?v=wekp_MdaDGE

Theme:洋楽ロック | Genre:音楽 |
Category:1990s | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

Jamiroquai/Emergency On Planet Earth

2010.01.11 Mon
Emergency On Planet EarthEmergency On Planet Earth
(1993年)
Jamiroquai

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ジャミロクワイを初めて聴いたときは驚いた。彼らは「地球が危機だ」って言って出てきたんだ。スゴいメッセージだっていって、みんな飛びついたよ。スティービー・ワンダーみたいな声と歌い方も評判だった。こいつはスゴい新人が現れた、ってみんな騒いでた。

もともとアシッド・ジャズの畑から出てきたんだけどさ、ロック、ジャズ、ファンク、ソウル、クラブミュージック、果ては民族音楽の要素まで取り込んで"地球の危機"を訴えたのだから、グローバルなメッセージとして妙に説得力があった。

アレンジも抜群で、アナログ主体といえどデジタルサウンドもいいとこどりって感じで、スゴく洗練されていた。タイトでリズミカルでダンサブルでグルービー。スペーシーな味付けのシンセサイザーとホーンセクション。ジャミロクワイの発明したエレクトロ・ファンク・ロックはまるでおもちゃ箱みたいなサウンドで、新しくて、懐かしい音楽だった。

地球環境のこと、文明批判、そんなことを歌っているけれど、93年のデビュー当時はそんなものがやっぱり流行だった。ホントのとこ、地球環境や文明のことなんて、誰も知らなかった。でも、なんとなく地球がヤバそうだってことはわかってたから、メッセージとしてとても新鮮だった。

具体的に何をすればいいかなんてことは、誰にもわからなかった。もしかしたら、ジェイ・ケイ自身もよくわかっちゃいなかったんじゃないだろうか。

今から考えてみるとスゴく不思議だ。地球は実態のない危機をむかえていたのだ。そろそろ世紀末がもうすぐそこまで近づいてるって時だった。そう考えると、ジェイ・ケイは時代がうんだトリック・スターっていう気がする。

いち早く流行に飛びついていく子供みたいな無邪気さが、ジェイ・ケイの魅力のように思うのだけど、あのとき「地球の危機」は流行の最先端だった。

「地球の危機はいったいどこに行っちゃったんだろう? そもそも、地球は危機だったんだろうか?」
今になってそんなことを考える。

お金持ちになって、フェラーリを乗り回す 彼を見てるとなんだか騙されてたような気持ちが強い。それでも彼には 騙されたいと思うんだ。メディアに踊らされるなんて言葉があるけれど、ジャミロクワイに踊らされるのは ちっとも悪い気がしないから。

ともかく、ジャミロクワイのデビュー作は、時代の雰囲気とぴったりあっていた。『Virtual Insanity』収録の3rd「Travelling Without Moving」ではなく、90年代の名盤のひとつとしてこれを選びたい理由は、そんな理由からだ。

--
When You Gonna Learn/Jamiroquai
http://www.youtube.com/watch?v=egFPjSwTcvs
Emergency On Planet Earth/Jamiroquai
http://www.youtube.com/watch?v=wo2iZUsvIeg

Theme:洋楽CDレビュー | Genre:音楽 |
Category:1990s | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

Rage Against The Machine/Rage Against The Machine

2010.01.23 Sat
Rage Against the MachineRage Against the Machine
(1992年)
Rage Against the Machine

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90'sミクスチャーロックの代表的バンドでRage Against The Machineの1st。ヘビメタとラップが合体してます。度肝を抜くジャケットが印象的。これは徳の高いお坊さんの焼身自殺の写真でヤラセじゃないんだよね。

過激な政治批判の歌詞、なんだけどちゃんと歌詞読んだことない。けどね、存分に怒りが伝わってきます。

分厚いヘヴィーなサウンドが魅力で、ストレートにズシズシ響いてきます。ザックのラップは、まさしく怒りに満ちた叫びに聴こえるし、トム・モレノの重圧ギターも変態チックでカッコいいです。ギターを聴いてるだけでも楽しい。リズムのとりかたが絶妙。タイトに弾いてたかと思ったら、タメの効いた裏を叩いたり、変態丸出しのピッキングハーモニクスでのチョーキングが気持ちよかったり。ベースもファンキーでバンド全体のグルーブ感も気持ちがいいです。存在感が圧倒的なバンドだと思います。

世の中に対して、反抗的な気分になりたいときとか、なんだかちょっとむしゃくしゃしたぞ! ってときに聴くと効きます。

--
Killing in the Name/Rage Against The Machine
http://www.youtube.com/watch?v=fkuOAY-S6OY

Theme:洋楽ロック | Genre:音楽 |
Category:1990s | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |

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