銀杏BOYZ / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
2010.03.26 Fri
![]() | 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命 (2005年) 銀杏BOYZ 商品詳細を見る |
無性に日本語の歌が聴きたくなる時期が周期的にあって、ここのところ、銀杏ボーイズをよく聴いている。
ボーカルの峯田和伸は決して歌がうまいとはいえないけれど、身もフタもない素っ裸な歌詞が気持ちがいい。
センチメンタルで、妄想癖があって、エロくて、グロくて、チンコ丸出しで、汗ダラダラで、汚くて、気持ち悪くて、カッコ悪くて、変態で、オタクで、それでも必死で、生きてんだ! って感じ?
"リアル 男子 オブ 男子" って感じがするんだよな。非常にダサイ(笑)。
バンドサウンドも荒削りで、とっても聴きにくい。なんだけど、初期衝動の塊として、音が提示されてる感じが気持ちがいい。ちゃんとやったら、もっとキレイに聴きやすく もできるんだろうけど、あえてするもんか! っていう感じがする。剥き出しなんだよね。
例えばさ、殺したいほど好き、好きだから殺したいなんて屈折してると思うけれど、生々しい感情だと思うよね。実際に人を殺すわけじゃなければ、それでもいいんじゃないかな、と思うんだよな。
大人になって、小利口になって、いろんな感情を押し殺して、見て見ぬフリして、"賢く" 生きるよりは、そういう自分のなかの感情は大事にした方がいいと思うし、そういう感情と向き合って生きた方がいいような気がするんだ。
カッコよく生きるよりも、カッコいいような気がする。
銀杏を聴いていると、なんていうか、もっともっとぐちゃぐちゃに、生々しく、カッコ悪く、泥臭く もがきながら生きるってことを思うんだよ。
聴くタイミングによっては、あまりに切実で、涙がこぼれそうになることがある。なんつーか、生理に訴えるもんがあるよなぁ。。。
どーせ聴くなら、「DOOR」
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BABY BABY / 銀杏BOYZ
http://www.youtube.com/watch?v=wE9zfm8HQF0
あの娘は綾波レイが好き / 銀杏BOYZ
http://www.youtube.com/watch?v=DlBasl8jNDU
東京 / 銀杏BOYZ
http://www.youtube.com/watch?v=GjGVMtx_9vM
オトナの話
>もっともっとぐちゃぐちゃに、生々しく、カッコ悪く、泥臭く もがきながら生きる
そうやって生きつつ、人にやさしくできたら、カッコよくない? それが大人のような気がする。
カッコいい大人になりたいねー。
銀杏BOYZの音楽のこととは全然ずれたケド…。
no subject
ホントにずれずれだ(笑)っていうか、聴いてないでしょ。
>人を受け容れる
というよりも、まずは、自分のなかの汚いドロドロしたものを受け入れるってとこかなーと思うけど。
ちゃんと聴いてみてよ。
峯田は
♪君のパパーを殺したーい
とも歌ってる。
銀杏ボーイズは、ちっとも大人じゃなくて、むしろ青臭くてイカ臭い青春ソングだよ。
大人になることと、人に優しくすることは違うと思うし、生きることともまた少し違うことだと思うよ。
言いたいのはもっと"生理的な"部分の話なんだよね。
「アイドルだって、う●こするんだ!」
「あの娘をおかずにオ●ニーしたぜ!!」
とか、そっちの方が近い(笑)。
「キレイごとばっかりで生きてるんじゃねーんだ!!」
と言いたい。
「アンタの腹ん中にも、もっとぐちゃぐちゃドロドロしたもんあんだろ?!」
ってこと。
峯田は、神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗のために曲も書いてて、酒鬼薔薇聖斗が聴きにくるまでライブで歌いつづけるとも言ってる。
銀杏BOYZ - SKOOL KILL(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=EMDKvwa05w0
まずは聴いてみて。たぶん峯田を受け入れるのには時間かかるんじゃないかな。
no subject
ドロドロしたものを自分を基準にして考えるのは違うんじゃない?
そういう意味で人を受け容れることが必要だと思うんだよ。
モモンガ1号さんからみたらきれいごとでも、その人には真実だってことはあるぜ!
>銀杏ボーイズは、ちっとも大人じゃなくて、むしろ青臭くてイカ臭い青春ソングだよ。
それはなんとなくわかるよ。なんとなくっていうのは、世代の違いかもしれないけどね。認めることはできるよ。
no subject
銀杏ボーイズの音楽に関する話(認めるけど、たぶん理解はできない)と、オトナ云々の話は別だからね。
no subject
まずは銀杏をちゃんと聴いてみてよ。聴いたことない人に説明することムズカシイ。コトバで説明できるんなら、峯田は歌わずに伝えることができるわけじゃん?
アルバム二枚のうち、どっちかだけ。さらにそんなかから好きな1曲をずーっと聴いてみてよ。彼が何したいのか、何を伝えたいのかわかるまで聴きなよ。
>>自分のなかの汚いドロドロしたものを受け入れる
ってことから、峯田の優しさが生まれてるような気がするんだよね。
理屈じゃなく、より生理に近い部分の話さ。生理に訴えるものがなかったら銀杏ボーイズなんてただのクソだ。
銀杏BOYZ - ボーイズ・オン・ザ・ラン(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=8Co1EGNSGTM